今回は「育てやすい多肉植物」について興味のある方に向けた内容となっています。
多肉植物はさまざまな種類があり、形状や特徴が大きく変わっているものが多い植物です。
初心者の方からすると、どの種類が良さそうか迷ってしまいますよね。
「多肉植物の中でも育てやすい種類ってなんだろう?」
「室内・屋外で育てやすさの違いは?」
「反対に、育てにくい多肉植物はある?」
今回はこういった疑問にお答えして、
「育てやすい多肉植物」について詳しく解説いたします。
<目次>
初心者でも育てやすい多肉植物4選
育てやすい多肉植物1.エケベリア属
初心者の方にはエケベリア属の多肉植物をオススメしています。
というのも、多肉植物の中でも最もポピュラーな種類であるからです。
エケベリアといえば、日本での多肉植物のブームとなった種類で、
まるで花びらの様に美しい肉厚の葉っぱをつけるのが特徴的な植物です。
さまざまな種類の中でも、成長や状態の変化が分かりやすいため、
初心者の方が多肉植物特有の増やし方・育て方を学ぶのに役立ちます。
また、株をしっかりと育てた後には、色々な種類の多肉植物をあわせた、
寄せ植えにも相性の良い種類で知られています。
室内・屋外のどちらもOKな育てやすい多肉植物です。
育てやすい多肉植物2.セダム属
次に育てやすい多肉植物は、セダム属です。
セダム属も種類が豊富で、エケベリアに次ぐ多肉植物の代表格とも言えます。
丸みを帯びた葉っぱが密集しているのが特徴的な植物で、日本で自生している種類もあり、日本人には親しみやすい種類でもあります。
成長が早くどんどん大きくなるで、成長過程がわかりやすく楽しめるという意味で育てやすい多肉植物です。
多肉植物の中でも高温多湿が苦手な方なので、水やりは控えめが良いでしょう。
また、冬の寒さに弱いので、室内で育てやすいタイプの多肉植物です。
育てやすい多肉植物3.ハオルチア属
3番目に紹介するのが、ハオルチア属の多肉植物です。
ハオルチア属は葉っぱの形がかなり独特な多肉植物になります。
葉っぱの種類が2種類あり、アロエのように葉っぱが尖った「硬葉系」、水をたっぷり含んで透明感のある「軟葉系」があります。
葉っぱや形状の種類は異なるものが多いですが、ほとんど同じ育て方で問題ありません。
ただし、水を葉っぱに多く含む分、寒さによる凍結には気をつける必要があります。
どちらかというと、室内で育てやすいタイプの多肉植物です。
育てやすい多肉植物4.セネシオ属
最後は「セネシオ属」という種類の多肉植物です。
セネシオ属の多肉植物も、葉っぱの形状が独特という特徴があります。
例えば、矢尻型・三日月型・丸っこい球形の葉っぱなど形状が多彩です。
小さいものだと10cm程度、十分に育つとツタが1m程度まで長くなります。
比較的小さい状態から始める方が多いので、小型のときは室内のインテリアに。
大きくなりすぎたら屋外で育てるという選択肢もアリです。
時間をかけてじっくり育てたい方向けの多肉植物となっています。
室内でも育てやすい多肉植物
室内でも育てやすい多肉植物というと…
おすすめはハオルチア属の多肉植物が挙げられます。
というのも、水やりの頻度がかなり抑えられるためです。
ハオルチア属は葉っぱにたっぷりの水分を溜め込み、水やりは水を欲している状態になるまでは水やりの心配がありません。
「水のやりすぎ」が多肉植物をダメにする原因にもなるので、
ハオルチアは多肉植物の育て方を学ぶのに大変オススメです。
多肉植物を室内でも育てるときのポイント
多肉植物を室内で育てるときのポイントは2つあります。
初心者の方は、以下のポイントに気をつけてお世話をしてみてください。
<室内栽培のポイント>
1.日当たりの良い環境・茎だけが伸びすぎる
→光合成して育つために、日当たりの良い場所が良い。
2.水やりは控えめに
→過度な湿気や水分に弱いので、水やりは控えめがおすすめ。
多肉植物は日当たりが足りないと…
茎だけだ伸びすぎて、徒長して病気・カビ・害虫のリスクが高まります。
屋外で育てやすい多肉植物
屋外で育てやすい多肉植物には、エケベリア属がオススメです。
エケベリア属の多肉植物は、バラの花びらのようにキレイな葉っぱをつけるのが特徴的。
多肉植物をたくさん植えて楽しみ方をされる方に合っていて、
花壇いっぱいに植えたり、大きめの鉢に寄せ植えにも人気です。
また、地植えで上手に育てられれば、大きい株に育てることも可能です。
室内でも屋外でも育てられますが…
日光が大好きな種類なので、屋外だと大きく育つというメリットがあります。
多肉植物を屋外で育てるポイント
多肉植物を屋外で育てるときにも、日当たり・水やりの管理が大切です。
一方で、屋外の場合は天候の影響を考えた対策が大きなポイントになります。
<屋外栽培のポイント>
- 雨の対策
- 越冬の対策
多肉植物が雨ざらしになってしまうと…
過度な水分で株が弱って、根腐れ・病気・カビでダメになってしまいます。
屋外で栽培するには、雨がかからないように工夫する必要があります。
多肉植物の雨対策について、詳しくはこちら。
また、多肉植物は冬の寒さに弱いのも特徴です。
気温が2℃前後を下回ると、溜め込んだ水分や多肉植物全体が凍ってしまいます。
屋外で栽培するには、多肉植物が凍死しないように工夫しましょう。
育てにくい多肉植物とは?
「逆に、育てにくい多肉植物はどんなもの?」
こういった質問もいただきます。
育てるのが難しめな多肉植物といわれると…
「アデニウム」が例に挙げられます。
アデニウムは成長しても80cm程度ながら、大きな幹や根っこを持っている植物です。
独特な形状という特徴もありますが、一番の魅力は花の咲かせ方です。
上手に育てると、まるで桜のように美しい花をつけます。
別名、「砂漠のバラ」と呼ばれるほどに綺麗な多肉植物です。
暑さには強い一方、寒さにかなり弱いので越冬に失敗することが多いようです。
育てるのが難しい「アデニウム」をご紹介しましたが、
育てている環境やお世話の仕方が悪いと、どんな種類でもダメになってしまいます。
初心者の方には、育てやすい植物から入ってみて、育て方のコツを掴んでみることをオススメしています。
初心者の方に読んでいただきたい、育て方については下記でまとめておきます。
育てやすい多肉植物|今回のまとめ
今回は「育てやすい多肉植物、逆に育てにくい種類」について詳しくご紹介しました。
初心者の方向けに育てやすい多肉植物を厳選すると…
1.エケベリア属
2.セダム属
3.ハオルチア属
4.セネシオ属
といったものが挙げられます。
なかでも、室内なら「ハオルチア属」、屋外なら「エケベリア属」がオススメです。
初心者の方は、こちらのような種類の多肉植物から始めてみて、
まずは多肉植物特有の育て方に慣れるところからスタートしてみてください。
多肉植物は種類も様々で、中には育てるのが難しい種類もいくつかあります。
気に入った種類から始めるのもいいのですが、
失敗しないためにも、まずは簡単なものからお世話をはじめてみてはいかがでしょう。
鯨の多肉園では、多肉植物の栽培に役立つ情報を定期的に発信しています。
気になったことがあれば、ぜひ本サイトの記事を参考していただければと思います。
この記事のライター紹介
創(TSUKURU)
後ろ向きに前向きなMinitsukuブログ運営者。
WEBライターの経験を活かした、人生コンテンツをメインに情報発信するブログをやっています。
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