室内栽培 栽培法【我流】

多肉植物が折れたら|葉挿し・挿し木での対処方法を解説

 

今回はお世話をしている際に「多肉植物が折れてしまった時の対処方法」についての記事です。

いくつも多肉植物をお世話をしていると、うっかり強く触れてしまって

「多肉植物の茎が折れてしまった!」

ということもあります。

また、屋外で育てていると強い風や飛んできた物が当たって折れてしまっていたなんてことも。

残念ながら、折れてしまった部分は元に戻せません。

しかし、折れてしまった多肉植物の茎を活用することができることをご存知でしょうか?

実は、折れてしまった部分を葉挿し・挿し木することで新しく子株として利用できるんです!

今回は「多肉植物が折れてしまったときの対処方法」として、葉挿し・挿し木のについて詳しくご紹介いたします。

<目次>

 

多肉植物の茎が折れてしまった!まずは折れ方をチェック

多肉植物の茎が折れてしまった!まずは折れ方をチェック


多肉植物の茎が折れてしまった場合は、まずは折れた部分の切り口をチェックしてみましょう。

切り口の具合によって、少し対処方法が変わります。

対処方法を3つにわけていますので、折れてしまった場合は下記を参考に対処してみてください。

多肉植物の折れた部分の対処法

<折れた部分の切り口が綺麗に切れている>

多肉植物の株と折れた茎部分、ともに綺麗な折れ方をしているなら対処は必要ありません。
そのまま挿し木として利用できますし、葉挿しに利用する場合は綺麗に葉っぱをとりましょう。

 

<引きちぎれるように折れている>

多肉植物の茎の部分が引きちぎれるように折れているなら、切り口をはさみで整えます。
切り口が水平になるように、綺麗にカットしましょう。

 

<折れているが株とつながっている>

折れてしまってまだ株本体と繋がっている場合も、株から切り離すことをおすすめします。
というのも、中途半端に多肉植物の株本体とつながっていると、正常な成長を妨げてしまう可能性があるためです。

 

以上の様に、折れ方によってまずは綺麗に整形してあげましょう。

「なぜ綺麗にカットする必要があるのか?」

と思われるかもしれません。

これは、多肉植物の株や、折れた部分が、その後の成長で歪になってしまうのを防ぐためです。

最初に解説した通り、折れてしまった多肉植物は折れる前の状態と全く同じには戻れません。

ですが、折れた後も育ててあげたり子株を増やすことはできます。

そのため、まずは折れてしまった部分のケアとして整形してあげることがとても重要になっています。

次に、挿し木の方法についてご説明していきます。

 

多肉植物が折れてしまったら|挿し木のやり方を解説

多肉植物が折れてしまったら|挿し木のやり方

多肉植物の折れた茎の部分を利用して、挿し木をすることができます。

挿し木とは、切った枝を利用して株を増やす方法のことをいいます。

挿し木の方法について、順番に解説すると…

<①茎に3枚程度葉がついた状態でカットする>
→汚れが付着すると茎が傷んでしまうので、清潔なハサミを使用する。
切り口は水平になるよう綺麗にカットする。

<②土などの汚れをとる>
→1.と同様に、汚れがついていると茎から傷んで腐ってしまうため、土などの汚れを拭き取る。


<③切り口をしっかり乾燥させる>
→切り口をすぐに土に植えると傷みやすくなります。
しっかり乾かすと新しい根っこが生えてきます。
発根を確認したら、新しい土に植え替えてあげましょう。

以上が挿し木に必要な手順になります。

多肉植物の挿し木で気をつけること

折れた多肉植物の切り口を乾かす際は、立てて乾かしましょう。

というのも、横に寝かせて乾かすと、成長ホルモンが下側に偏って歪な形に成長してしまう可能性があるためです。

乾かす場合は、割り箸や空き瓶などを利用して、葉がついた部分をうえに、新しく根っこが生えてくる部分を下にして立てて乾かしましょう。

 

挿し木という手法は、多肉植物の茎が伸びすぎてしまった(徒長した)場合にも用いられます。

茎が折れてしまったり、折れていなくても伸びすぎてしまった場合はこの手法を試してみてください。

また、「徒長が原因で茎が折れてしまった!」という方は、多肉植物の徒長について下記の記事も一読してみてください。

 

多肉植物が徒長する原因とは?伸びすぎた際の仕立て直し方法2選を紹介

 

多肉植物が折れてしまったら|葉挿しのやり方を解説

多肉植物が折れてしまったら|葉挿しのやり方

次に、葉挿しのやり方について解説していきます。

挿し木とやり方を間違えられる方もいらっしゃるので、手法の違いを確認してみてください。

<①茎からとった葉っぱを横向きに寝かせる>
→培土のうえでも、机などでも大丈夫です。
葉っぱの取れた部分がしっかり乾燥できる状態にします。

<①茎からとった葉っぱを横向きに寝かせる>
→2~4週間程度で発根、発芽に成功します。
残念ながら、もともと元気のなかった葉っぱは枯れてしまいます。

<③鉢に植え替える>
→新しい芽と根っこが確認できたら、鉢にうえて水をあげましょう。

 

多肉植物の葉挿しで気をつけること

多葉っぱから新しい芽と根っこが生えるまでは、土に挿したり水をあげたりしないようにしましょう。

というのも、葉っぱの切り口部分の乾燥が不十分な状態だと、傷んで枯れたり腐ったりしてしまうためです。

多肉植物の茎が短すぎる場合、傷み始めている場合はこちらの葉挿しという手法がオススメです。

とはいえ、葉挿しですべての葉っぱが新しい子株になるわけではありません。

あまり元気ではない葉っぱはすぐに枯れてしまうので、一度に何枚かの葉っぱを葉挿ししてみましょう。

 

しっかり植え替えができれば、いつも育てている様にお水をあげてください。

多肉植物の水やりについて不慣れな方は、こちらの記事もおすすめです。

【多肉植物の水やり方法】気をつけるポイント・頻度・タイミングとは?

 

多肉植物が折れたときの対処方法|今回のまとめ

多肉植物が折れたときの対処方法

今回は多肉植物が折れてしまった場合、「葉挿し・挿し木などで子株を増やす」という活用方法が有効であることをご紹介しました。

今回お伝えしたかったことを最後にまとめると…

1.折れてしまった多肉植物の茎をチェック
→切り口のケアをして、株や茎の傷みを防止する。
清潔なハサミの使用を忘れずに。

2.折れた部分は挿し木に利用
→立ててしっかり乾かすのがコツ!
切ってそのまま土に挿さないこと。

3.茎の状態が良くないなら、葉挿しに活用
→葉挿しは寝かせて発根・発芽を待ちましょう。
元気の良い葉っぱを使うのがコツです。

 

といったところになります。

多肉植物の茎を折ってしまってショックを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、新しく子株を増やせるチャンスでもあります。

葉っぱや茎から育てる挿し木・葉挿しという手法は、折ってしまわないとなかなか味わえない経験ですから、ポジティブにチャレンジしてみていただければと思います。

この記事を読んでいただいて、多肉植物や交配についてさらに興味を持っていただけると嬉しいです。

鯨の多肉園では、多肉植物の育て方に役立つ情報を定期的に発信しています。
気になったことがあれば、ぜひ本サイトの記事を参考していただければと思います。

 

<関連記事の紹介>

多肉植物が伸び過ぎてしまう原因は2つ|伸びすぎない育て方のコツ

多肉植物の冬越えに必要な育て方の4つのコツ

 

この記事のライター紹介

創(TSUKURU)

後ろ向きに前向きなMinitsukuブログ運営者。
WEBライターの経験を活かした、人生コンテンツをメインに情報発信するブログをやっています。
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