今回は「多肉植物の育て方について知りたい!」という方向けの内容となっています。
花のようで可愛らしく、ぷっくりとふくらんだ葉っぱが愛らしい多肉植物。
お世話の手間があまりいらず、室内や屋外のどちらでも育てられて、初心者の人にも注目を浴びている観葉植物です。
「多肉植物を育ててみたいけど、枯らしてしまいそう…」
「育て方はもちろん、増やし方・植え替えのコツを知りたい。」
「室内や外で育て方はちがうのかな?」
今回はこういった疑問にお答えして…
初心者の人・これから栽培を始めたい人向けに、「「多肉植物の育て方・環境やアレンジ方法の全般」をまとめて解説していきたいと思います。
<目次>
- 多肉植物の育て方|外・室内栽培のちがい
- 夏の多肉植物の育て方
- 冬の多肉植物の育て方
- 多肉植物の育て方<植え替え方>
- 多肉植物の育て方<増やし方>
- 多肉植物の育て方<寄せ植えの仕方>
- 多肉植物の育て方<害虫対策の方法>
- 多肉植物の育て方|まとめ
多肉植物の育て方|外・室内栽培のちがい
「多肉植物は外でも室内でも育てられる?」
このように不安な方のために、外と室内の育て方をご紹介します。
屋外での多肉植物の育て方
屋外で多肉植物を育てるポイントは、3つあります。
<屋外で育てるポイント>
- 日当たり・風とおしの良い環境
- 雨に当たらないようにする
- 水はけの良い土を使う
多肉植物を上手に育てるなら、日当たり・風とおしの良さをまず整えましょう。
日当たりは多肉植物が光合成して成長するために、
風とおしの良さは適度な乾燥を整えるために必要です。
多肉植物はもともと、海外の乾燥した気候が原産の植物です。
他の植物と違って、水分や湿気が多すぎると弱ってしまうので注意しましょう。
特に、外で育てる場合は「雨ざらし」にしないことが大切です。
強い雨や長い時間雨に打たれると、傷んで枯れてしまうことも。
そのため、雨よけを作ったり、水はけの良い土を使うといった工夫をしましょう。
室内での多肉植物の育て方
室内で多肉植物を育てるポイントは、3つあります。
<室内で育てるポイント>
- 日当たり・風通しの良い環境
- 適度な換気
- 空調の近くで育てない
日当たりや風通しの良い環境が必要なのは、屋内外ともに変わりません。
しかし、室内で育てる場合は適度に換気することが大切になります。
というのも、室内は屋外よりも湿気がこもりやすいためです。
特に、夏場は高温多湿で多肉植物が痛みやすい環境です。
冷房やサーキュレーターを使って、空気が循環するように工夫しましょう。
とはいえ、冷房や暖房といった空調器具の近くで育てるのは禁物です。
風のあたりすぎで、必要な水分まで奪ってしまうことがあるので…
空調を利用する場合は、置き場所を調節をするようにしましょう。
夏の多肉植物の育て方
夏場の多肉植物を育てる際には…
気をつけたいポイントが3つあります。
<夏場の育て方のポイント>
- 日かげで育てる
- 風通しが良く涼しい環境
- 水やりの調整
多肉植物は日光が大好きですが、夏は直射日光を避けなければいけません。
この理由は、日差しが強すぎて葉焼けを起こしてしまうためです。
葉焼けを起こしてしまうと、多肉植物が傷んでしまいますし、葉っぱも元には戻りません。
また、日本の夏は高温多湿の気候なので、多肉植物が苦手としている環境です。
日陰でなおかつ涼しいところで育ててあげるとともに…
水やりを控えて、適度に乾燥させることを意識するようにしましょう。
冬の多肉植物の育て方
冬場の多肉植物の育てる際は、水のやりすぎに注意が必要しましょう。
というのも、冬になると多肉植物が休眠期に入ってしまうためです。
<多肉植物の休眠期>
→成長が止まり、次の成長期に向けての準備期間。
根っこからの水分・栄養補給も少なくなっている。
この時期に水をやりすぎると…
吸収しきれなかった水分のせいで、根腐れを起こしてしまうことがあります。
そのため、場合によっては完全に断水するのも有効です。
また、寒すぎると多肉植物は凍死してしまいます。
冬場は出来れば室内でお世話をすること。
難しい場合は、簡易のビニール温室でお世話をしてあげましょう。
多肉植物の育て方<植え替え方>
多肉植物は1-2年程度で定期的な植え替えが必要になります。
その理由は、多肉植物の根詰まりを防いだり、土が古くなってしまうためです。
とはいえ、多肉植物を植え替えるには、準備が必要です。
<植え替えに必要なもの>
- 新しい土
- 植え替える植木鉢
- 鉢底のネット・軽石
こちらの準備が出来たら、実際に植え替えていきましょう。
<植え替えの手順>
- 植木鉢の鉢底にネット・軽石・土を入れる
- 多肉植物を植え替える
- 新しい土を追加して高さを調節
多肉植物の育て方<増やし方>
多肉植物の増やし方はいろいろありますが…
今回は、その中でも簡単に株分けできる4つの方法ご紹介します。
- 葉挿し
- 挿し木
- 胴切り
- 水差し
多肉植物の増やし方|葉挿し
葉挿しは、多肉植物の葉っぱを子株にして増やす手法です。
葉っぱを土に置いて、発根・発芽させてたくさんの子株に分けられるのが魅力です。
多肉植物の増やし方|挿し木
挿し木は、多肉植物の茎を用いて株分けをする方法です。
主に、多肉植物が伸びすぎて徒長を起こしてしまった際の剪定方法として知られています。
多肉植物の増やし方|胴切り
胴切りは多肉植物の茎の中心から、上下に分けてしまう増やし方です。
胴切りのメリットは葉っぱや茎をほとんど傷つけず、成功率が高いことにあります。
多肉植物の増やし方|水差し
多肉植物の水差しは、他の増やし方と少し異なります。
というのも、水差しは水だけで育てたり、増やしたりできるメリットがあります。
多肉植物の育て方<寄せ植えの仕方>
多肉植物のアレンジ方法として、寄せ植えという手法があります。
寄せ植えは1つの鉢に色々な植物を植えるので、とてもオシャレにアレンジできるのが特徴です。
とはいえ、寄せ植えは伸びやすかったり根腐れのリスクもあるので注意が必要です。
多肉植物の育て方<害虫対策の方法>
多肉植物も他の植物と同じく、害虫の被害を受けることがあります。
害虫も放置してしまうと、多肉植物をダメにしてしまうので、早めの対策が重要です。
多肉植物の害虫駆除の方法をご紹介します。
<害虫駆除の方法>
- ピンセットや爪楊枝で害虫を取り除く
- 水や洗剤に植物を漬ける
- 殺虫剤を使用して駆除する
害虫の数が少ない場合は、ご自身でも取り除くことが出来ます。
しかし、害虫の数が多すぎる場合は根っこにまで害虫が繁殖していることもあります。
こういった場合には、殺虫剤を使用して被害を抑えることが大切です。
多肉植物の育て方|今回のまとめ
今回は「多肉植物の育て方」について詳しくまとめました。
多肉植物は日当たり・風通しの良さを確保することが大切です。
ですが、室内や屋外、季節などの環境に合わせたお世話の仕方があります。
また、育てるにあたって、色々な増やし方やアレンジもできるのが多肉植物の魅力。
寄せ植えや植え替えについてもまとめていますので、分からない部分や詳しく知りたい場合はこちらの記事を参考にしてみていただければ幸いです。
鯨の多肉園では、多肉植物の栽培に役立つ情報を定期的に発信しています。
気になったことがあれば、ぜひ本サイトの記事を参考していただければと思います。
この記事のライター紹介
創(TSUKURU)
後ろ向きに前向きなMinitsukuブログ運営者。
WEBライターの経験を活かした、人生コンテンツをメインに情報発信するブログをやっています。
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