今回は「多肉植物の寄せ植え」についての記事内容になっています。
多肉植物の楽しみ方には、さまざまな種類の多肉植物を1つの鉢にまとめる「寄せ植え」という手法があることをご存知でしょうか?
寄せ植えをすることで、ご自身で素敵な多肉植物の鉢植えセットを作ることが出来ます。
とはいえ、ふつうの栽培方法と違ってお世話するのが大変そうと思われる人も多いかと思います。
とはいえ、
「多肉植物の寄せ植えはどうすれば良い?」
「寄せ植えのコツがあれば知りたい。」
「寄せ植えだと茎が伸びやすい?」
今回はこういった多肉植物の寄せ植えについての疑問にお答えしながら、育て方のコツやアレンジ方法についてご紹介いたします。
<目次>
多肉植物を寄せ植えする準備
底に穴のあいた鉢がおすすめ
底に穴が空いないと、余分な水分が鉢から抜けていきません。
多肉植物は湿気のこもりやすい土だと弱りやすい特徴があります。
こういった理由があるため、底に穴があいている鉢の使用をオススメしています。
もし、「穴が空いていないお皿や鉢を使いたい!」という場合は、水やりのあとに鉢を傾けて余分な水分を排出してあげましょう。
お世話の仕方や手間が少しかかってしまいますが、自分の好きな鉢でお世話をしたい場合はこのような手法もあります。
多肉植物用の土を用意する
園芸用の土には種類や用途が様々です。
具体的にどのようなものがあるかと言いますと、園芸用の土には栄養が多く含まれているもの、保湿性の良いものがあったりします。
多肉植物は過度な栄養や湿気には弱いので、出来れば多肉植物用の培養土を使用しましょう。
もし専用の土が用意出来ない場合は、園芸用の土でも問題ありません。
ただし、水はけの良い土かどうか、過度な肥料などが含まれていないかを確認することをオススメします。
寄せ植えに使う多肉植物の土を乾燥させる
寄せ植えに使う多肉植物は、事前に土をしっかり乾燥させておきましょう。
というのも、多肉植物の土が湿っていると苗が抜けにくく、根っこを傷つけてしまうことがあるためです。
乾燥させておくと苗を土から取り出しやすく、土がほぐれやすいので寄せ植えや植え替えにしやすくなります。
多肉植物の寄せ植え方法
多肉植物の寄せ植え手順をご説明します。
1.鉢にネット・軽石を敷く
→寄せ植えに使用する鉢の底にネットを敷き、軽石を入れます。
土が鉢底の穴から流れ出ないようにし、水はけを良くする役割を果たします。
鉢底ネット必須ですが、軽石などは無くても問題はありません。
2.寄せ植えする鉢に土を入れる
→鉢底にネットや軽石を入れたら、次に土を入れます。
土の量は軽石がしっかり見えなくなる程度が丁度良いかと思います。
土を入れ終わったら、軽くほぐして苗を植えやすい状態にしておきましょう。
3.苗を植えていく
→下地の土を入れ終わったら、苗を植えていきます。
サイズの大きいものから先に植えていき、最後に添えるように小さい苗を植えるとやりやすくなります。
大きい苗は手で植え、小さい苗はピンセットなどで隙間を埋めていくイメージで植えると良いかと思います。
4.仕上げの土入れ、ならしをする
→多肉植物の苗を植え終わったら、根っこが見えなくなる辺りまで土を入れます。
土を入れ終わったら、土全体を割り箸などで軽くならしてあげましょう。
寄せ植えに必要な行程は、主に多肉植物の植え替えをするときとかなり似ています。
多肉植物の植え替えについて、詳しくはこちらでもご紹介しています。
多肉植物を寄せ植えするときのコツ
寄せ植えの一番のメリットは、「好きなようにアレンジできる」ところにあります。
多肉植物にもいくつか形状パターンがあります。
例をあげると、上に茎が伸びていくものは低い背丈のまま成長する苗とセットにするとバランスが良くなります。
寄せ植えをするコツとしては、植える前に使う苗を並べてみることをおすすめします。
とはいえ、多肉植物は種類によって成長期が異なる場合もあり、必要な水分量が苗ごとに違うことがあることにも注意しなければいけません。
というのも、多肉植物の種類によって水分の過不足で成長に差異が出る場合があるためです。
成長に差がでるのが心配な方は、同じ種類の多肉植物で寄せ植えしてみてください。
成長期が同じものは必要な水分にあまり差がないため、お世話しやすく大変おすすめです。
多肉植物の寄せ植えは伸びやすい
多肉植物の寄せ植えには伸びて徒長しやすい症状が見られることがあります。
寄せ植えはアレンジも自由で色々な多肉植物を一緒に育てることが出来ますが、ひょろひょろと伸びて徒長してしまうことがあるので注意が必要です。
「なぜ伸びやすいのか?」
というと、主に日照不足が原因であることが多いです。
多肉植物の苗と苗が密集していると、どうしても日光があたりづらい部分出来てしまい、一部の苗だけひょろひょろと茎だけ伸びてしまうことがあります。
こういった状態になるのを防ぐためには、一日数時間はどの苗にもまんべんなく日があたるように調節することが大切です。
また、日光がよく当たっているのに伸びる場合は水分が多すぎていることも。
多肉植物の水やりについては、詳しくはこちらでご確認ください。
多肉植物の寄せ植え|今回のまとめ
多肉植物を根腐れから回復させる方法・予防についてご紹介しました。
多肉植物の寄せ植えは、やってるみると結構すぐに出来るものということがお分かりいただけたかと思います。
一緒に植える植物によって様々にアレンジ出来ますから、まだやってみたことがない方は新しい楽しみ方として試してみてはいかがでしょうか?
とはいえ、寄せ植えをしていると多肉植物の苗と苗が密集してしまうため、日照不足で伸びすぎてしまうこともあります。
もし伸び過ぎてしまったり、寄せ植えの途中で茎や葉っぱがとれてしまってもご安心ください。
多肉植物の葉挿し・挿し木・胴切りといった手法で多肉植物を増やすことも出来ますので、下記も一読ください。
鯨の多肉園では、多肉植物の栽培に役立つ情報を定期的に発信しています。
気になったことがあれば、ぜひ本サイトの記事を参考していただければと思います。
この記事のライター紹介
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