今回は「多肉植物の室内でお世話をしても大丈夫かどうか」でお悩みの方向けの記事内容となっています。
お世話の手間がかからず、初心者の方にもおすすめの多肉植物。
できれば室内でお世話をしたいと思っている方や、冬越しに備えてそろそろも多いのではないでしょうか?
多肉植物は室内・屋外問わずどちらでも育てられることには違いありません。
「室内での育て方とは?」
「室内栽培で気をつけるべきポイントは?」
「室内向けの多肉植物を知りたい。」
今回はこういった疑問にお答えして、室内での多肉植物の育て方について詳しく解説いたします。
<目次>
室内は風通しの良さが大切
室内で多肉植物を育てるなら、十分な風通しの確保が最も重要です。
というのも、風通しが悪いとカイガラムシなどの害虫の被害を受けやすくなるほか、徒長を引き起こす原因にもなります。
こういった状態にしないためにも、積極的に換気をすることが大切です。
しかしながら、
「仕事で留守にするとあまり換気が出来ない…」
という人も多いかと思います。
この様な場合は、家にいるときはしっかり換気。外出時はサーキューレーター(送風機)などで空気を循環させてあげましょう。
特に、日本の夏は高温多湿になりやすい環境です。
夏場の多肉植物は高温多湿の環境を避けるために、積極的に換気や空気の循環をさせることをオススメします。
もし多肉植物の害虫(カイガラムシ)の被害が出てしまった場合は、対策方法について下記の記事でもご紹介していますので是非一読ください。
室内でも日光が大事!光合成で成長を促す
しっかり日光浴をさせて光合成を促すのはどの植物においても大切です。
というのも、光合成によって植物はブドウ糖を生成して、生きるためのエネルギーにしているためです。
もし、日照不足の環境で光合成ができないと…
日光をもとめて徒長(茎だけ伸び過ぎ)してしまいます。
こういったことにならないためには…
日当たりの良い場所で、風通しの良い窓辺付近が室内での栽培には丁度良いです。
多肉植物の日光の大切さについては、下記の記事でも詳しくご紹介しています。
強い日差しの葉焼けに注意!
とはいえ、強い日差しを長時間受けると多肉植物は葉焼けを起こしてしまいます。
特に、夏場は紫外線が強いので葉焼けが原因で枯れないように十分注意しましょう。
対策としては、遮光カーテン越しに日光をあてるのがおすすめです。
寄せ植えに必要な行程は、主に多肉植物の植え替えをするときとかなり似ています。
多肉植物の葉焼けについては、下記の記事でも詳しくご紹介しています。
水やりはしっかり乾燥させてから!
屋内外問わず、多肉植物の水やりはしっかり乾燥させてから行いましょう。
多肉植物はもともと乾燥した地域で育っている植物で、乾燥には強いですが過度な水分には弱いという特徴があります。
過剰なお世話で水をやりすぎると、弱ってしまい根腐れを起こして枯れてしまうので注意しましょう。
具体的な水やりの目安は月2回程度と言われています。
土がしっかり乾燥しているのが確認出来たり、多肉植物の葉っぱや茎にハリが無くなってきたり、シワが入ってきたら水をたっぷりあげましょう。
多肉植物の水やりについては、こちらの記事も一読ください。
冬場の乾燥には要注意!
冬場は暖房の近くに多肉植物を置かないように注意しましょう。
というのも、多肉植物が過度な乾燥で枯れてしまうケースがあるためです。
冬場は乾燥しやすいのに加え、暖房によってさらに過度の乾燥状態になってしまいます。
ですが、お部屋が乾燥しやすく気になる方もいらっしゃるかと思います。
こういった方は、霧吹きで軽く地面やを湿らせて調節してみてください。
多肉植物の冬越えについては、下記の記事でも詳しくまとめています。
室内向けの多肉植物3選
室内で初めて多肉植物を育てるという方は、不安も多いと思います。
そういった方のために、日光があたりにくい環境でも強い多肉植物をいくつかご紹介します。
1.エケベリア
多肉植物でも最もメジャーで人気の高い種類のエケベリア。
日当たりの良い場所を好みますが、夏の直射日光は苦手としています。
室内外どちらの環境でも育てられる人気の多肉植物です。
取り扱っているエケベリアの多肉植物一覧はこちら。
2.リプサリス
多肉植物のサボテンの仲間ですが、熱帯雨林に生息している種類です。
直射日光を苦手としていて、少し多湿なところを好む特徴があります。
室内向けの多肉植物といえば、リプサリスが一番オススメです。
3.ハオルチア 十二の爪
ハオルチアのなかでも、夏の強い直射日光を苦手としています。
ある程度の日差しが確保できれば、徒長することもありません。
また、やや湿った土の状態を好むので風とおしが少し悪くても育てやすくオススメです。
【上級者向け】多肉植物の寄せ植え
とはいえ、すでに多肉植物のお世話に慣れているなら…
「もっと様々な種類の多肉植物を植えて楽しみたい!」
という方もいらっしゃるかと思います。
そんな方は、多肉植物を寄せ植えしておしゃれなインテリアにしてみてはいかがでしょうか?
多肉植物の寄せ植えについて、詳しく下記の記事でまとめています。
室内での多肉植物の育て方|今回のまとめ
室内での多肉植物の育て方、おすすめの多肉植物についてご紹介しました。
今回お伝えしたかったポイントをまとめると…
1.室内栽培は風通しが最も大切
→家に居るときはしっかり換気する。
留守のときはサーキュレーター(送風機)をかけて空気を循環させる。
2.日当たりの良い窓辺のお世話がおすすめ
→しっかり光合成が出来るような場所を確保する。
夏場は葉焼けに注意。遮光カーテンを利用して直射日光は避ける。
3.水やりは乾燥を意識して
→過度な水やりは多肉植物を弱らせてしまう。
葉っぱや茎の張り具合、シワなどをしっかり観察しておく。
4.冬場は暖房の近くに置かない
→冬はもともと乾燥しやすい。
暖房器具から少し離して、過度な乾燥で枯れないように。
といったところです。
屋外・室内ともに風通し・日当たり・水やりの管理は重要です。
もし室内でのお世話に不安がある方は、室内向けの多肉植物から始めてみてはいかがでしょうか?
鯨の多肉園では、多肉植物の栽培に役立つ情報を定期的に発信しています。
気になったことがあれば、ぜひ本サイトの記事を参考していただければと思います。
この記事のライター紹介
創(TSUKURU)
後ろ向きに前向きなMinitsukuブログ運営者。
WEBライターの経験を活かした、人生コンテンツをメインに情報発信するブログをやっています。
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