こちらの記事は多肉植物の種子輸入を考えている人に役立てる内容になっています。
「育てたい多肉植物の品種が手に入らない…。」
「大株は値段が高くなってしまうので、種子から栽培を始めたい。」
「珍しい種類の多肉植物を自分でも育てたい。」
こちらと似たような内容でお悩みの方は、
海外の通販サイトを使った輸入をしてみてはいかがでしょうか?
今回は多肉植物の種を輸入するのによく利用されている【Koehres(ケーレス)】という海外の通販サイトを紹介しながら、
実際の購入方法についても解説していきたいと思います。
<目次>
Koehres(ケーレス)とは?
Koehres(ケーレス)はドイツの種子通販サイトです。
多肉植物の他にも、さまざまな植物の種子を扱っています。
このケーレスの特徴について簡単にまとめました。
①幅広い品種の取り扱い
→多肉植物だけでも、大きくわけて126種類取り扱いがあります。リトープス(メセン)種、サボテン種をはじめとした多肉植物はもちろん、観葉植物の種子も販売しています。
(※在庫が切れると表示から消えるようなので、随時確認が必要になります。)
②比較的早く届く
→海外の通販サイトとなると、種子に限らず発送から届くまでに一ヶ月程度かかります。
ケーレスであれば最短で2週間、税関の検査対象で遅くなっても3~4週間で届きます。
(※税関での検査が長引いたり、レシートなど提示が必要になると長引くことも。)
③検疫証明書込の金額で計算してもらえる
→サイトによっては検疫証明書を別途購入しなければいけないところもありますから、「検疫証明書の買い忘れで輸入できなかった…」といったことは無くなります。
ケーレスの特徴は分かったけど、それでも海外の通販サイトは難しそう…。
という方のために、購入するまでの手順をご説明します。
ケーレスから種子を輸入する手順
ケーレスから多肉植物の種子を購入するまでの流れは…
- アカウント作成
- 購入
- 入金依頼メール
- Paypal即入金
- 入金確認メール
- 発送メール
- 到着
というような流れになっています。
購入手順をくわしく解説します。
1.アカウント登録
アカウントの作成手順について、確認や記入が必要なところのみ簡単に説明します。
※日本語で入力しないように注意しましょう。
ホーム画面
【Your account 】をクリック
Create a new account or login
【▶Continue】をクリック
Your personal dates
【Address】→個人の場合、Mr.またはMiss/Ms/
【First name】→名前
【Last name】→名字
【e-mail address】→メールアドレス
【Repeat e-mail】→メールアドレスの再入力
Additional information
→記入不要です。
Your postal address
【No./Street】→番地
【Postcode】→郵便番号
【Town】→町、区、市、県の順に ,(カンマ)で区切る。
【Country】→Japan(日本)を選択
Your contact information
【Telephone number】→電話番号
【Telefax number】→FAX番号
Secure your information with a password
【I accept your user agreement and privacy policy.】
→プライバシーポリシーを確認していれば、チェックボックスをクリックして同意。
【Enter a password】
→登録用のパスワード
【Confirm password】
→パスワード再度入力
2.購入する種子を選ぶ
チェックボックスをクリックすると、各粒数の入ったセットを選択できます。
カートに入れたいものチェックして、数量を入力します。
【Portion】→10粒
【100 Seeds】→100粒
【1000 Seeds】→1000粒
【10000 Seeds】→10000粒
【Quantity】→必要なセット数量を入力します。
【Add to Shopping Cart】→商品、数量を入力した情報をカートに入れます。
3.購入の手続き
ページ上部にある
【Cash Box】をクリックします。
Dispatch options
この画面では、送付先の住所や宛名の確認をします。
問題なければ【Continue】をクリックします。
4.支払い方法
Methode of payment
【Money Order(Bank transfer by receipt of invoice)】
→銀行振り込み
【PAYPAL】
→ペイパルに登録していれば簡単に支払いできます。
Make an order
注文内容の確認をします。
Attention:”This is not the bill”(これは請求書ではない)というチェックボックスをクリックします。
植物検疫証明書など、そのほかの手数料を含めた請求金額はメールで送られるようになります。
植物種子を輸入する際の注意点とケーレス利用のメリット
多肉植物の種子輸入であっても、ほぼ確実に税関で確認のため開封されます。
そのため、動植物の輸入に関するワシントン条約(CITES)・植物検疫証明書(phytosanitary certificate)は完全に理解しなくとも、一読しておくことをおすすめします。
○ワシントン条約(CITES)の確認
ワシントン条約で、輸入する植物によっては「事前申請」が必要になる場合があります。
これは、CITESのI類で扱われている植物は、書類上や輸入上で問題がないか必ず事前確認をしておきましょう。
一方、CITESのII~III類に含まれるものは、税関での確認後に届くようになります。
○植物検疫証明書(phytosanitary certificate)
検疫証明書は植物防疫法の関係上、海外から日本へ植物を輸入する際には必ず必要となります。この証明書が添付されていない場合、廃棄対象となります。
※添付なしで検査を受けなかったりした場合も、罰則(懲役・罰金)の対象となるのでご注意ください。
とはいえ、どの植物がCITESのI~III類に該当するか調べるのは結構大変ですよね。
この注意点については、ケーレス側で以下のように対応しています。
種子輸入でケーレスを利用するメリット
○ケーレスを利用するメリット
- 注文時にケーレス側がチェックしてI類に含まれるものは教えてくれる
- 植物検疫証明書込の金額を提示してくれる
注文後、注文内容の確認・検疫証明書の添付や手数料込みの請求金額提示についてメールをもらえるので、問題があればそこで教えてもらえるようになっています。
植物種子を輸入する際は税関で必ずチェックが入りますから、海外の種子販売会社から輸入する場合はワシントン条約(CITES)・植物検疫証明書(phytosanitary certificate)に問題が無いか、購入先の会社に問い合わせておくと確実です。
まとめ
ケーレスを利用した種子輸入の手順、検疫について知っておいてもらいたい部分を簡単にご紹介しました。
今回お伝えしたかったポイントは…
1.ケーレスは多肉植物の輸入におすすめ
→品種の取り揃え、サービスが良い。
支払い方法もPaypal対応で使いやすい。
2.ケーレスからの購入手順
→解説の項目を参考にしてみてください。
3.植物輸入の注意事項を把握しておく
→ワシントン条約、検疫証明書を要確認。
ケーレスなら親切に教えてくれて安心です。
今回の記事でも取り上げているように、多肉植物の種子輸入を検討されている方は、ぜひドイツのケーレスを利用してみてはいかがでしょうか?
この記事のライター紹介
創(TSUKURU)
後ろ向きに前向きなMinitsukuブログ運営者。
WEBライターの経験を活かした、人生コンテンツをメインに情報発信するブログをやっています。
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