本記事では多肉植物のそだてている最中に役立つ知識をまとめています。
特に、多肉植物のカビやカビに関連する病気で悩まれている方に読んでいただければ幸いです。
「多肉植物にカビが付着しているけど、どうすれば?」
「そだてている土にカビが生えてしまった。」
「多肉植物をカビから守る育て方について知りたい。」
多肉植物を育てていると、カビや病気に警戒しなければいけません。
いつもどおり育てていたはずなのに、その時々の湿気などの環境によってはカビや病気になってしまい枯れてしまうことも。
とはいえ、焦ってカビを取り除けば多肉植物を傷つけてしまったり、環境が改善しないとカビや病気が再発してしまいます。
今回はこういったトラブルの改善や対策方法について詳しく解説していきます。
<目次>
多肉植物にカビが発生する理由とは?
大切に育てていても多肉植物やその土にカビが発生すると、枯れてしまいダメになることがあります。
こういった多肉植物にカビが発生する原因は2つあります。
- 多肉植物の水分過多
- 育てている土の環境
カビが発生する原因について簡単にまとめると…
<多肉植物に水やりすぎ>
→多肉植物や土が常に濡れた状態でカビが発生しやすくなる
<土が蒸れてカビや病気の原因に>
→土の通気性が悪いと夏は特に鉢植え内が蒸れてカビや病気になりやすくなる
といったことが起きてしまいます。
こうして発生したカビや病気の対処方法について解説したいと思います。
多肉植物にカビが発生した場合の対処方法
多肉植物の本体にカビが発生した場合は、その部分を取り除いてあげることが必要です。
とはいえ、カビの付着パターンによって対処方法が異なります。
<多肉植物の葉っぱにカビが付着しているとき>
→葉ごとカビを取り除いてあげる。その後、風通しのいい場所に移してあげる。
湿気がひどい季節にカビはどうしても発生してしまう場合がありますから、
焦らず感染した葉は取り除いて清潔に保ちましょう!風通しがいい場所に移すと傷口を乾かせて、アフターケアが出来ます。
<多肉植物の根っこにカビが付着しているとき>
→カビ部分を切り落として乾燥させる。その後、風通しのいい場所に移してあげる。
根っこにカビが生えてしまった場合は少し対処方法が難しくなります。
一度鉢からぬいてカビが発生した部位を全て切り落とし、割り箸などで地面から浮かせて乾燥させたりして乾燥させます。
カビを取りきらさないと再発してしまうので要注意。
多肉植物本体にカビが生えてしまった場合、よく見ていないと分からないことが多いです。
早い段階で気づくことができればもとの状態に戻してあげられる場合もありますので、カビた状態で放置させないことが重要になります。
多肉植物の土にカビが発生した場合の対処方法
多肉植物の土にカビが生えてしまった場合は、土の取替えが必要になります。
この場合はカビの生え具合によって対処方法があるので、パターンにわけて解説します。
<一部の土のみにカビが発生している>
→カビ部分の土を取り除き、新しい土にかえるだけ
これは軽度のパターンで、カビた部分だけを取り替えるだけ。
初心者の方にもかんたんに行える対処方法です。
<土全体にカビが広がっているor土の中にカビ>
→土全体を取り替える必要がある
カビが発生した状態で放置してしまうと、このようになります。
対処方法としては、多肉植物を傷つけないように土から抜いて避難させる必要があります。
また、カビの胞子が根っこについてしまっている場合もあるため、
一度根っこの乾燥をさせてあげるとカビの再発防止になります。
育てている環境に問題がなければ水のやりすぎだったと分かります。
また、多肉植物を育てるための環境づくりについては下記で詳しくまとめます。
カビ予防に環境を見直そう
多肉植物は海外からやってきた植物で、
日本でなじみのある植物たちとは最適な環境が少し異なります。
基礎的な環境が整っていればカビや病気の対策になりますから、
多肉植物を扱うのが初めての方や、不慣れな方はぜひチェックしてみてください。
<水をやりすぎない>
「土が乾いている水をあげる」というのはNG。
多肉植物は水分を多くためこむ特徴があるので、あげすぎると根腐れやカビの原因になります。
水をあげてから数日間は水やり不要、土の中の水分が抜けたら水をあげるというペースが丁度良いです。
(竹串などで土がついてこない程度)
<土の通気性をよくする>
水分がありすぎることはもちろん、常に湿気がある状態も良くありません。
この状態で日光にあたれば、土の中で多肉植物の根っこが煮えてしまったり、
カビが発生しやすい環境になってしまうことがあります。
必要があれば、扇風機やサーキュレーターで適度に風をあててあげましょう。
<日光を調節する>
乾燥に強い多肉植物ですが、強すぎる日差しは日焼けでダメージを受けてしまいます。
また、さきほどの説明どおり植物の根っこから煮えてしまう原因にもなります。
屋内外問わず、遮光物をはさんでそだててあげましょう。
まとめ
今回の記事では多肉植物にカビが発生する原因、カビの症状が出た場合の対処方法について解説しました。
カビの対策方法について、簡単にまとめると…
1.多肉植物にカビが発生した
→表面に付着した部分は取り除く
こびりついている箇所は切除して、乾燥!
2.多肉植物を植えている土にカビ
→一部分だけなら、その箇所だけ土を入れ替え
全体なら、多肉植物を避難させて取替が必要
ということになります。
カビは進行してしまうと、多肉植物を枯らしてだめにしてしまったり、土も使えなくなってしまいます。
こういった理由もあり、カビの症状が確認出来たら、とにかくすばやい対応が必要になります。
多肉用に通気性の良い土を使うとよいでしょう。
特に多肉植物の扱いに慣れていない初心者の方は不安になってしまうと思いますが、
今回の記事でまとめているかんたんな対処方法をぜひ試してみてください。
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この記事のライター紹介
創(TSUKURU)
後ろ向きに前向きなMinitsukuブログ運営者。
WEBライターの経験を活かした、人生コンテンツをメインに情報発信するブログをやっています。
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