今回は「多肉植物が雨ざらしでも大丈夫なのかな?」といった疑問をお持ちの方に向けた記事内容となっています。
室内外問わず楽しめる多肉植物ですが…
外栽培となると天気の影響が気になりますよね。
「多肉植物は雨に濡れても大丈夫?」
「雨でも外で育てる方法ってあるのかな。」
「地植えの場合はどうすれば良い?」
今回はこういった疑問にお答えして、
「多肉植物の雨ざらしになった際の対処方法・お世話の仕方」について詳しく解説いたします。
<目次>
雨ざらし厳禁!多肉植物は過度な水分に弱い
多肉植物の雨ざらしは出来る限り避けてお世話をしてあげましょう。
というのも、過度な湿気や水分によってダメになってしまうことが多いためです。
多肉植物の原産は海外の乾燥気候の地域で、乾燥には強いのですが…
日本のように雨が多く、湿度も高くなりやすい環境では枯れてしまいやすいのです。
こういった理由もあり、雨ざらしによる過度な水分は出来る限り避けることをオススメしています。
特に、日本の夏場は高温多湿で多肉植物がダメになりやすい環境でもあります。
とはいえ、室内栽培ができないという方もいらっしゃるかもしれません。
次では、雨ざらしでも栽培をする方向けのお世話の方法をご紹介します。
雨ざらしでも多肉植物を育てる方法
「地植えで屋外でしか栽培できないんですけど、どうすれば良い?」
といった声にお答えして、地植えなどの屋外で育てる方法について2つのポイントにわけてご紹介します。
十分な風通しを確保すること
風通しの良さは多肉植物のお世話をするのに、最も重要なポイントになります。
というのも、多肉植物は乾燥した気候を好むためです。
さきほど説明しましたが、多肉植物は乾燥気候に強い反面、日本のような高温多湿な気候には弱い特徴があります。
そのため、過度な水分や湿気をとばすためにも、風通しの良い環境を整えることが必須です。
十分に風通しが良ければ、多少雨ざらしにしても問題ありません。
もし、屋内外問わず
「多肉植物が変色してダメになってしまう…」
といった経験が多い方は、過度な水分・湿気が影響している可能性が高いです。
風通しが十分に確保できているか確認してみましょう。
日当たりの良い場所で育てる
他の植物と同様に日当たりの良い場所で育てることが大切です。
というのも、他の植物と同様に光合成によって成長するためのエネルギーをつくるためです。
日光浴が出来れば、光合成が促進されて土の中の水分や栄養分も成長のために使われていくようになります。
このように日光浴が十分になされていれば、健康的に成長していくことができます。
しかし、日光を浴びることができないと…
多肉植物の茎だけが伸び過ぎてしまう「徒長」が起きてしまいます。
こうなると、多肉植物が歪に成長してしまったり、害虫や病気にかかりやすくなってしまいます。
こういった理由もありますから、十分な日当たりも確保することが大切です。
とはいえ、日本の夏は日差しが強すぎて葉焼けを起こすこともあります。
雨に打たれたときの対処方法
「雨が強くて水滴で多肉植物がぬれてしまっていた…」
という方のために、雨にうたれた際の対処方法をご紹介します。
水滴をふきとる
雨にうたれてしまったら、雨があたらない場所で付着した水分をとりのぞきます。
具体的には、ティッシュやキッチンペーパーで水分を拭き取ると多肉植物を傷つけづらくオススメです。
また、ブロアーで吹き飛ばすという方法もあります。
ホコリなどを吹き飛ばすのに使われるPC用ブロアーですが、直接植物に触れずに水滴を飛ばすことができるメリットがあります。
もしPC用ブロアーをお持ちなら、こちらの手法もオススメしています。
とはいえ、雨ざらしには向かない多肉植物もあるので注意しましょう。
水に弱い品種の多肉植物
水に弱い多肉植物の一例として、エケベリアが挙げられます。
エケベリアは花びらのように綺麗な葉っぱをつけるのですが…
葉っぱには水が溜まりやすくなってしまいます。
水が溜まったままだと、多肉植物が弱りやすくなったり、カビやすくなったりしてしまいます。
水滴が葉っぱに溜まるようであれば、拭き取ってあげるようにしましょう。
また、寄せ植えの多肉植物も水滴が溜まりやすく土の中が蒸れやすいので注意が必要です。
屋外栽培や寄せ植えの場合は、水はけの良い土選びをしましょう。
多肉植物は雨ざらし|今回のまとめ
今回は「多肉植物の雨ざらしになってしまった際の対処方法・育て方」について解説しました。
今回お伝えしたかったポイントをまとめると…
1.多肉植物は出来る限り雨ざらしにはしない
→過度な水分・湿気によって痛みやすくなるため
2.外で育てるなら風通し・日当たりを確保する
→多肉植物が苦手な要因を取り除く
また、水はけの良い土選びもアリ
3.雨にうたれたら水滴をとばす
→余分な水分は多肉植物を痛めてしまうため
といったところです。
多少の雨ざらしなら多肉植物でも大丈夫ですが、水分・水滴のケアが必要です。
また、多肉植物自体が過度な水分に弱い特徴もあるため、出来る限り雨ざらしは避けるようにしましょう。
鯨の多肉園では、多肉植物の栽培に役立つ情報を定期的に発信しています。
気になったことがあれば、ぜひ本サイトの記事を参考していただければと思います。
この記事のライター紹介
創(TSUKURU)
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WEBライターの経験を活かした、人生コンテンツをメインに情報発信するブログをやっています。
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